2009年09月26日
9月26日の記事

この博物館では、2000年前の南越国二代目の王さまの古墳と文物を収蔵しています。
南越国と云うのは今の広州全域との事でした。
館内を中国の歴史学者さんに案内して頂きながら周り
、興味深いお話を沢山聞く事が出来ました。
この頃の国王は自分が死ぬ時、近しい人達を引き連れてお墓に入るらしく、二代目国王も4人の妻を含める15人を引き連れて亡くなったそうです。
国王も独りで逝くのが寂しいと感じたのでしょうか…
http://wwwx.docomo-camera.ne.jp/mw/ismfileget?key=9aueu0g00soroHi01g06l152k
そして棺に入った国王の右目に置かれた丸い飾りの事をより詳しく説明して頂きました。
飾りには龍と鳳凰が象られており、龍は男性、鳳凰は女性の象徴です。
二人が向かい合っている事で、夫婦の愛を表しています。
また、鳳凰が左右に足を延ばしている事から中国の文化を世界に広げる事
国王の右目に置かれる事により国の希望や目標を意味しています。
実は私、今回中国のファッションショーに出演する為に広州まで来ています。
そしてshowで着るお衣装は《YOKANG》と云う沖縄のブランドのドレスです。
YOKANGさんのお洋服には、沖縄伝統の紅型染めを用いて鳳凰や龍なども描かれているのです。
とても素敵な巡り合わせに胸が熱くなりました。
訪れた国の歴史や文化に触れ、沢山の刺激を頂き、本当に毎日幸せですね。
Posted by オフィスリゾム at 01:37│Comments(0)
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